ラジカル＝塗膜の分解作用
一般的な塗料に使われている白色顔料は『酸化チタン』という顔料で、光触媒塗料の主原料である顔料を使用しています。光触媒塗料というのは『太陽光（紫外線）により汚れを浮かせて雨で洗い流す』という特徴を持った分解作用が非常に強い塗料です。
ところが、この『酸化チタン』は自身の塗膜まで分解してしまうという最大の欠点も併せ持ちます。その分解作用＝ラジカルを抑制させるために誕生したのが「ラジカル制御」という技術を使用した『顔料』なのです。
つまり、『ラジカル制御技術を使った顔料』を使用することで、紫外線や水分が原因であった分解作用を抑え、塗膜本来の機能（耐候性・低汚染性・防藻防カビ性）などが発揮させることができるのです。
日本ペイント パーフェクトトップ（アクリル樹脂+ラジカル制御）
SK化研 プレミアムシリコン（シリコン樹脂+ラジカル制御）
スズカファイン ウォールバリアシリーズ
プレミアムペイント ピュアピュアシリコン（シリコン樹脂+ラジカル制御）
SHANGRI-LA（フッソ樹脂+ラジカル制御）
No.1（無機ハイブリッド+ラジカル制御）
塗料の樹脂と顔料はセットで捉え、耐候性を考えていくことが大切です。
・樹脂で耐候性を伸ばす。
・顔料で分解を抑える。
