屋根材について説明します。

 どうして屋根塗装・屋根リフォームをするのか? それは耐震性向上、屋根材自体の寿命、また棟板金の木下地や瓦棒葺きの芯木の腐食。防水紙や野地板・構造用合板の劣化などがあげられます。 いすれにしても早めのメンテナンスが大事です。

屋根の劣化とは?

劣化と言っても様々ですので、例を見ていきましょう。

1.瓦屋根の棟の漆喰の劣化棟土を保護している、漆喰が劣化、脱落すると雨水が浸透して、
棟の崩れや雨漏りにつながります。
2.瓦の割れ放置しておくと、割れから雨水が入り込み、雨漏りする可能性があります。
3.瓦のズレ放置しておくと、瓦の隙間から雨水が入り込み、雨漏りする可能性があります。
4.谷板の劣化谷板がサビて穴が開いてしまい、雨漏りする場合があります。
5.屋根材の塗膜の劣化表面塗膜が紫外線により劣化して、屋根材の素地が露出してしまい、
基材が水を吸い、割れやコケ・カビの付着の原因となります。
6.金属屋根のサビ表面塗膜が劣化すると、酸化(サビ)が発生し、
進行すると雨漏りする可能性があります。
7.棟板金の劣化棟板金を留めている釘から、木下地に雨水が浸透し、木下地を腐らせてしまいます。
放っておくと風で棟板金が飛散することがあります。
8.平板スレートの割れ放置しておくと、下地防水紙に多くの雨水が入り込み劣化や
雨漏りする可能性があります。
9.アスファルトシングルの劣化アスファルトが硬化し、端部が湾曲し、さらに伸縮を繰り返すことにより
亀裂が入り割れて脱落していきます。
10.再塗装した平板スレートの不具合平板スレートは左右の繋ぎ目から入った雨水が、
上下の繋ぎ目から排水されるようになっています。
塗装時に上下の繋ぎ目を塗料で塞いでしまうと、
雨水を排水出来ずに雨漏りする可能性がありますので、
上下の繋ぎ目の塗膜を切る『縁切り』をする必要があります。

屋根リフォームにも種類があります。

  • 1.補修 … 割れた屋根材や棟板金の交換など
  • 2.塗装 … 平板スレート・金属屋根の塗装工事
  • 3.カバー工法 … 平板スレート・アスファルトシングル・金属屋根の上から、新しい屋根材を重ねる工法
  • 4.葺き替え工事 … 古い屋根を撤去して、新しい屋根を施工する工事


 

粘度系

セメント系
スレート系

金属系

1.粘土系(釉薬瓦・いぶし瓦など)

 粘土を形成し焼いた屋根材です 。耐火・防水・防音性・断熱性に優れており、他の屋根材よりも重い為、雨が当たっても振動したりすることがなく防音性に優れています。 瓦の下に空気層が大きく取れるため、熱が伝わりにくく断熱性も兼ね備えております。

また30年前後で、下地木材が劣化し、瓦を保持できなくなるので、葺き替えすることも多くなってきています。 漆喰の劣化や瓦のズレをなどを補修する必要があるので、定期的なメンテナンスが必要です。

ザ・日本の瓦屋根。男って感じが、かっこいいですね~!

2.セメント系(厚形スレート・コンクリート瓦など)

 厚形スレートはセメントと細骨材のモルタルを原料とし、形状のバリエーションが多いです。表面の塗膜が劣化すると、吸水が進行し、割れやすくなるという特徴もあります。

コンクリート瓦は厚形スレートよりもセメントの配合量が少なく、押し出し成型方式で形を作られております。瓦の表面は着色セメントスラリー層とクリヤー塗装で覆われているため、 以前はスラリー層のある瓦の塗替えでは、スラリー層から塗膜が剥離することが問題となっていましたが、現在では専用の材料も販売されています。

セメント瓦はこのような瓦です!

3.スレート系(彩色平板スレート『カラーベスト』『コロニアル』など)

 セメントと繊維を原料とし、軽量で施工も容易なため、多くの住宅で使用されています。 以前使われていた石綿スレートはアスベストを含んでおり、撤去時には飛散防止の措置を取る必要があります。

 再塗装は美観の問題でもあるため必要ないという方もおります。しかし、表面の劣化により吸水し、膨張・収縮を繰り返し、割れやすくなりなすので、やはり早めのメンテナンスが重要です。

4.金属系(トタンなど)

 金属は空気に触れると、酸化鉄(サビ)になり、腐食が進んでしまいます。そのため、鋼板を空気に接しないように『めっき』という皮膜をつくり、酸化を防いでいます。 トタン(亜鉛めっき)は長い間使用されていましたが、めっき層が摩耗しサビやすいという欠点がありました。 現在トタンよりも耐久性が良いのが『ガルバリウムめっき』です。 施工性が良く、軽量(1㎡あたり約5㎏)で免振効果を期待して使用されることもあります。 鋼板が熱を伝えてしまうため、表面塗装に遮熱塗料を使ったり、裏に断熱材を張った製品などもあります。

5.ガルバリウム鋼板屋根

 ガルバリウムめっきの層は、アルミニウムが多量に含まれている、アルミリッチ層と亜鉛が多量に含まれている、亜鉛リッチ層が入り混じっています。 めっき層に傷がつくと、電蝕によって、亜鉛が溶け出し、亜鉛リッチ層が減耗します。減耗した部分にアルミリッチ層のアルミ参加生成物が補填され、亜鉛が溶け出した部分を補います。 めっき処理されていない、釘でガルバリウム鋼板を留めると、電蝕作用によって鋼板に穴が開く場合があります。

通称「ガルバ」と言われていますが、カッコいい屋根が多いです!

7.アスファルトシングル

 無機質繊維の基材にアスファルトを含侵し、表面に着色ガラスコーティングされた鉱物粒を付着させた屋根材です。 平板スレートよりも軽く(1㎡あたり約13㎏)、屋根材が柔らかいので、曲面にも施工ができます。

8.陸屋根

 陸屋根(りくやね・ろくやね)は屋根勾配のない、平らな屋根の事です。 コンクリート造や鉄骨造では、当たり前の陸屋根ですが、木造住宅には構造上向いていないので、あまり採用されません。 また、屋上として使うことも出来ます。勾配のある屋根と比べると、雨漏りの危険性が高いので、しっかりとした防水処理が必要です。

よく見る陸屋根

戸建て住宅でも増えています

9.折板屋根

 駅や自転車置き場、工場・倉庫、などに使われることが多い、凹凸が連続した鋼板屋根のことです。

大きな空間を持つ建物の屋根には最適な屋根とも言えるでしょう。

以上が、いろいろな屋根材についてでした。私たち山佐塗装店のように、長年塗装工事を行っていると、どうしても、次の塗替え時期になると「屋根はもうそろそろ交換したい…」という意見も出てきやすいので、屋根の交換なども行っております。

 塗装工事でメンテナンスできるのか、屋根の葺き替えをしたほうが良いのかも、無料診断をさせていただきますので、以下よりお尋ねください。


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